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​第26回 

全国建築塗装技能競技大会

​   令和元年10月16日、17日

​競技内容

①自由仕上(自由課題)

過去、現代、未来にてらし完成度の優れたものを競う競技である。

 ホテルのロビーや柱をイメージし、出来上がりをA4用紙にイラスト提示し、題名を付け、自由な塗材で(使用禁止を除く)色調、模様、清潔感があり、安価で需要が今後見込まれ、また、生産性、意匠性と完成度の高い作品を評価する。

 

②つや有り合成樹脂エマルションペイント刷毛塗り仕上げ

 課題Aとした施工課題面を制限時間内に指示通りに行ない、仕上面の正確さとその出来を競う競技である。

 この競技は下地を含め仕上げに至るまで、技能の基本となる項目が多く、一つ一つの動作を重要と捉え、その出来を競う。常時補佐員の下、刷毛捌きをチェックし、基本動作から熟練された動作を審査する。

 

③下地作業パテ平滑仕上げ

 下地作業について、コテを駆使して制限時間内に指示通りに行ない、より平滑に出来たかを競う競技である。

 ガラステープの貼り方や、指定箇所の施し方、金ヘラ及びコテの動作とその熟練度が実際に塗布面に反映されているかを重視し、出隅、入隅コテの仕上面の平滑さを短時間で規格通りきれいに仕上げられているか、また、手順通り行われていたかを審査員・補佐員の下、随時チェックし、審査する。

 

④木目調仕上げ

 支給された塗材及び工具を駆使して指定された木目を描き出す作業である。

バインダー、調色、配合比等、審査員・補佐員の立ち合いが必要とされ、見落としがないように配置し、審査する。木目模様は、手慣れたストロークが行えたか、またバランスや逆目、ゴム工具の引き出しなど一定の流れの中で課題通りに行なったかをチェックし、完成度が高くて美しく仕上げられたかを審査する。

 

⑤防水形外装薄塗材E(単層弾性)ローラー塗り仕上げ

 支給された塗材を使い、専用ローラーで模様を作り、その仕上げ面の出来を競う競技である。

 日塗装マーク取り付け枠周りを砂骨専用コーナーローラーで引きずり跡が出ないように塗り、平面に於いては、塗動作や、斑の出ないように付着量、模様が均一に塗られているかを見極め、下地の見えない防水膜になっているかを審査する。

 

⑥調色

 それぞれ指定された三色を指定された塗り色に合わせられるかを競う競技である。

 A課題の水性艶有りA色及びB色木目調仕上の艶消しバインダー色を含む三色で実施する。競技場内の照明を一定にし、審査員立ち合いの下、指定色見本板に調色し、自署名したものを指定箇所に吊提示する。

​福岡県支部 代表選手

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福岡県 ㈲友栄

Tatuda

Hidemasa

​内閣総理大臣賞

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Yokogawa 

Hiroaki

​福岡県知事賞

福岡県 ㈲友栄

つなごう技能のタスキ!

 未来へ走れ!

その匠の技で!

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